
この先端が四角い形状の端子ですが、これはなんでしょうか?
端子と言っておきながら、何でしょうかと問うのもおかしいですね。
もう少しこの端子の写真を載せます。


この先端が四角い形状の端子はCBと呼ばれています。写真をよく見ると、「CB38-8N」と端子本体に刻まれているのが分かります。CB38-8Nの「38」とは芯線のサイズのことを表しています。下の図の緑部分の断面積のことを指します。(ちなみに「38」というサイズは26.66㎟~42.22㎟の範囲ならばサイズを選ばないということを表します。)「8」はボルト・ビスの直径が8mmに対応しているということを表します。下の図の水色の部分のことです。「N」は下の図の赤の部分がそのサイズによって「N」とか「S」、または「表記なし」の3種類あります。

実際に圧着した写真はこれです↓

どのような場面で使用するのでしょうか。
例えば、一般的に使用されるR端子と呼ばれる先端が丸になっている端子がありますが、ブレーカーのケーブル接続部分の横幅が写真のように狭い場合、R端子では接続ができません。(R端子の両側を切ってしまえばいいなんて発想はしないでください。これをしてしまうと圧着端子自体の許容電流が変わってしまします。)こういう時にCB端子を使用します。

これで解決です。

今回の説明はニチフのカタログを参考にして説明しています。CB端子にもいろいろとサイズがあるので、使用する目的に応じて適切なサイズを選びたいですね。
コメント
Hi, this is a comment.
To get started with moderating, editing, and deleting comments, please visit the Comments screen in the dashboard.
Commenter avatars come from Gravatar.